マーケターのリモートワーク・在宅勤務は可能?求人の探し方と注意点

マーケターのリモートワーク・在宅勤務は可能?求人の探し方と注意点 働き方・環境
この記事は約8分で読めます。

こんにちは!広告代理店と事業会社の両方でデジタルマーケティングを経験してきたタカハシです。

「場所を選ばずに働きたいけど、マーケターってリモートワークできるの?」
「在宅OKの求人って、どうやって探せばいいんだろう?」

働き方の多様化が進む中、リモートワークを希望するマーケターは増えています。

私自身、PC一つで完結する業務が多いため、リモートワークの恩恵を大いに受けてきました。しかし、その一方で「リモートならではの難しさ」も実感しています。

この記事では、そんな私の実体験を基に、マーケターのリモートワークのリアル、求人の探し方のコツ、そして失敗しないための注意点まで、徹底的に解説します。

【結論】マーケターのリモートワークは「可能」だが、職種と会社による

まず結論からお伝えすると、マーケターのリモートワークは十分に可能です。

特に、私自身が専門としてきたSEOや広告運用、コンテンツ制作といったデジタルマーケティング領域は、PCとインターネット環境さえあれば場所を選ばずに仕事を進められます。成果が数値で明確に測れるため、勤務場所よりも「結果」で評価されやすいのも、リモートワークと相性が良い理由の一つです。

ただし、すべてのマーケターがリモートワークできるわけではありません。職種や企業の文化によってリモートワークの可否や導入レベルは大きく異なるのが実情です。

リモートワークしやすいマーケターの種類 TOP3

私の経験上、特にリモートワークと相性が良いと感じるマーケティング職種を3つご紹介します。これらの職種は、業務の大部分がPC上で完結するため、場所を選ばずに高いパフォーマンスを発揮しやすいのが特徴です。

1位:デジタルマーケター(SEO、広告運用、SNS担当など)

デジタルマーケターは、リモートワークとの相性が最も良い職種と言えるでしょう。アクセス解析ツールの確認、広告の入稿や数値調整、SNSの投稿管理、そして関係者とのコミュニケーション(チャットやWeb会議)まで、業務のほぼ全てがオンラインで完結します。

私自身、広告代理店でSEOコンサルタントをしていた際も、クライアントとの定例会をWeb会議に切り替えることで、ほとんどの業務をリモートで行うことができました。成果がPV数やCV数といった明確な数字で示せるため、場所に縛られずに評価されやすい点も大きなメリットです。

2位:コンテンツマーケター

ユーザーに有益な情報を提供するコンテンツマーケターも、リモートワークに適しています。記事の企画構成、執筆、編集、CMSへの入稿といった一連の作業は、むしろ静かで集中できる環境の方が効率が上がることも少なくありません。

また、外部のライターやデザイナーと連携する機会も多いですが、元々チャットやメールといったオンラインでのやり取りが中心です。そのため、オフィスに出社しなくても業務が滞ることはほとんどありません。

ただし、昨今のSEO事情ではインタビューコンテンツなどの重要性も高まってきており、オフラインで進めたほうが効率が良い施策もあります。要は作るコンテンツの内容による、ということです。

3位:CRMマーケター/データアナリスト

顧客との関係構築を担うCRMマーケターや、データ分析を専門とするデータアナリストも、リモートワークしやすい職種です。

顧客データの分析やメールマガジンの配信設定、分析レポートの作成といった緻密なPC作業が業務の中心となります。物理的な移動や対面でのコミュニケーションが必須となる場面は非常に少なく、自分のペースで集中して作業を進めたい人に適しています。

逆にリモートワークが難しいマーケターの種類

一方で、全てのマーケティング職がリモートワークに適しているわけではありません。特に、オフラインでの活動が業務の大部分を占める職種は、完全なリモートワークが難しいのが現状です。

イベントマーケター

セミナーや展示会を企画・運営する職種です。オンラインイベントも増えていますが、大規模なオフラインイベントでは会場の選定や設営、当日の来場者対応など、どうしても現場にいることが不可欠な業務が多くなります。

店舗集客担当のマーケター

小売店や飲食店、ホテルなど、実店舗への集客を担当するマーケターも同様です。店舗の状況を自分の目で直接確認したり、新しい販促物を設置したり、現場のスタッフとコミュニケーションを取ったりと、オフラインでの活動が成果に直結するため、完全なリモートワークは難しいでしょう。

一部の営業要素が強いマーケター

これはスタートアップ企業のマーケティング担当者にありがちですが、マーケターと営業を兼ねているパターンです。特に新規クライアントの開拓をミッションとする場合、企業文化によっては対面での商談を重視するケースも少なくありません。

また、信頼関係の構築が重要な高額商材などを扱う場合、リモートワークへの移行は慎重になる傾向があります。

【実体験】リモートワークのメリット・デメリット

リモートワークは自由で効率的な働き方に見えますが、良い面ばかりではありません。私自身の実体験から、リアルなメリットとデメリットの両方をお伝えします。理想の働き方を実現するためにも、デメリットは正しく理解しましょう。

リモートワークのメリット

通勤時間がなくなり、プライベートの時間を確保しやすい

往復2時間の通勤時間がなくなれば、その時間をスキルアップのための学習や、家族と過ごす時間、趣味などに充てられます。ワークライフバランスが向上し、心身ともに健康的な生活を送りやすくなるのは最大のメリットです。

作業に集中しやすい環境を自分で作れる

オフィスでは、周りの会話や電話の音で集中力が途切れてしまうこともあります。また、他のメンバーに話しかけられ、作業が中断してしまうことも。

リモートワークなら、静かな書斎で作業したり、時にはカフェで気分転換したりと、自分が最もパフォーマンスを発揮できる環境を自由に作ることができます。

居住地を自由に選べる

会社への出社が前提でなくなるため、都心から離れた郊外や、フルリモートの場合は思い切って地方へ移住するといった選択も可能になります。UターンやIターンを実現し、ライフスタイルを大きく変えるきっかけにもなり得ます。

リモートワークのデメリット

コミュニケーション不足になりがち

オフィスにいれば自然に耳に入ってくる雑談や、通りすがりの「ちょっといいですか?」といった会話が、リモートワークでは生まれません。実はマーケティングの仕事をしていると、そうした何気ない会話から新しい施策のアイデアが生まれたり、問題解決のヒントが得られたりすることも多いのです。

意識的に雑談の時間を設けたり、テキストコミュニケーションを密に取ったりする工夫が求められます。

自己管理能力が必須

周りの目がないため、ON/OFFの切り替えが難しく、つい働きすぎてしまったり、逆にだらけてしまったりする可能性があります。タスク管理ツールを活用したり、「何時以降はPCを開かない」といった自分なりのルールを決めたりと、高い自己管理能力が不可欠です。

社内の情報や評価がわかりにくいことがある

会社全体の雰囲気や、他部署の動きといった非公式な情報が入りにくくなります。また、自分の働きぶりを直接見てもらえないため、正当な評価をされているか不安に感じることも。成果をこまめに報告したり、定期的に上司と1on1の機会を設けたりすることが重要になります。

自宅の作業環境を自分で整える必要がある

快適なデスクや椅子、高速なインターネット回線など、生産性を高めるための作業環境は自分で投資して整える必要があります。会社によっては補助が出る場合もありますが、初期費用がかかることは覚悟しておきましょう。

もちろん、作業環境を自由に整えられるのはメリットでもあるので、ここは人によって分かれるところでしょう。

リモートOKなマーケター求人の探し方

リモートワーク可能なマーケター求人を見つけるためには、少しコツが必要です。ここでは、私が実際に活用したことのある方法も含め、4つの探し方をご紹介します。

①転職エージェントに希望を明確に伝える

最も効率的なのが、転職エージェントを利用する手段です。「フルリモート希望」「週2日までなら出社可能」といった具体的な希望をエージェントに明確に伝えましょう。

転職エージェントはさまざまな企業の募集要項や内情を把握しているため、あなたの希望に合った非公開求人を紹介してもらえたり、企業に対して「実際のリモートワークの導入状況はどうですか?」といった聞きにくい質問を代わりに確認してもらえたりするメリットがあります。

②大手転職サイトで「リモートワーク」「在宅勤務」を条件に絞り込む

リクナビNEXTやdodaといった大手転職サイトは、求人数が圧倒的に多いのが魅力です。サイト内の検索機能で「リモートワーク」「在宅勤務」「テレワーク」といったキーワードで絞り込み検索をしてみましょう。思わぬ優良企業に出会える可能性もあります。

ただし、「一部リモート可」と書かれていても、実際は「入社後半年は出社必須」「週1日のみリモート可」といった条件が付いている場合も多いです。応募前に、企業の規定を詳細までしっかり確認することが重要です。

③リモートワーク専門の求人サイトを活用する

リモートワークやフレキシブルな働き方に特化した求人サイトを活用する方法です。

「フルリモート」「一部リモート」といった条件で求人が掲載されているため、ミスマッチが起こりにくいのが最大のメリットです。リモートワークを導入している企業は、働きやすさを重視する先進的な企業である可能性も高いでしょう。

④企業の採用ページやSNSを直接チェックする

気になる企業が既にある場合は、その企業の採用ページや公式SNS(特にXやWantedly)を直接チェックするのもおすすめです。

特にWeb系のスタートアップやベンチャー企業は、自社のカルチャーや働きやすさを積極的に発信していることが多いです。「#フルリモート」「#働き方」といったハッシュタグで検索してみるのも良いでしょう。

まとめ

本記事では、マーケターのリモートワークのリアルについて、私の実体験を交えながら解説しました。

結論として、特にデジタルマーケティング領域において、マーケターのリモートワークは十分に可能です。しかし、その自由な働き方を実現するためには、高い自己管理能力と、オフィス勤務以上に積極的なコミュニケーションが不可欠であることも、ご理解いただけたかと思います。それこそ私は様々な施策を円滑に進めるうえで、週2程度は出社しているくらいのバランスが最も働きやすいと感じています。

リモートワークは、決して「楽な働き方」ではありません。しかし、通勤時間の制約から解放され、自分らしく働ける環境は、あなたのパフォーマンスと創造性を最大限に引き出してくれる可能性を秘めています。

もしあなたがリモートワークという働き方に魅力を感じているなら、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。まずはこの記事で紹介したようなリモートワーク専門の求人サイトを覗いて、どんな企業がどんな働き方を募集しているのか、情報収集から始めてみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました